AS5600 角度磁気センサ アナログ出力問題

rezaravan

こんにちは。
私はこのセンサを抵抗ポテンショメータの代わりにロボットアームの角度フィードバックとして使おうとしています。
デフォルトでアナログ電圧が出力されると思っていたのですが、マグネットを付けて回してみると、出力は常に5Vになっていました。
出力ピンとPOGピンを使ってプログラムしてみましたが、アナログ出力はやはり5Vのままです。
Arduinoを使ってI2Cで接続してみると、出力ピンを使ってプログラムしたので角度が0~180度の間に制限されていることが分かりますが、出力は全く変わりません。また、レジスタMANG_Hに0x08の値を書き込んでみましたが、うまくいきませんでした。
どなたか、このセンサとアナログ出力を使用した経験はありませんか?
0~180 度の AS5600 からのレジスタの読み取りは、次の通りです。

Angle =180 :

ZMCO = 1
ZPOS_H = 1
ZPOS_L = 41
MPOS_H = 9
MPOS_L = 28
MANG_H = 0
MANG_L = 0
CONF_H = 0
CONF_L = 0
RAW_H = 9
RAW_L = 34
ANGLE = 179
STATUS = 103
AGC = 68
MAGNITUDE_H = 8
MAGNITUDE_L = 81

Angle =0 :
ZMCO = 1
ZPOS_H = 1
ZPOS_L = 41
MPOS_H = 9
MPOS_L = 28
MANG_H = 0
MANG_L = 0
CONF_H = 0
CONF_L = 0
RAW_H = 1
RAW_L = 62
ANGLE = 1
STATUS = 103
AGC = 70
MAGNITUDE_H = 8
MAGNITUDE_L = 39



rick_1976 Applications Engineer

データシートの21ページによると、MANGレジスタはZPOSとMPOSが書き込まれていない場合(例えばZMCO=0)にのみ書き込むことができます。 上記の場合はそうではないので、MANG_Hへの書き込みに失敗したことになります。

問題なくI2C経由でインターフェースできているようですし、上記のデータから、デバイスは磁石の存在と回転を正しく登録しているようです。ステータスレジスタは全体が正常に動作していることを示しているように見え、コンフィギュレーションレジスタはアナログ出力モードに設定されているように見えます。従って、どう考えても、あなたが期待しているようにアナログ出力を得られるべきだと思います。

出力ステージを無効にするほどひどいデバイスの損傷であれば、もっと顕著な影響も出ていると思いますので、ここでは当てはまらないようです。私の助言は、システムと測定装置をよく見て、思い込みで何か見誤っていないか、テストベンチ上のシステムが回路図上のものと同じであるかどうか、そしてそのコンセプトが考えている通りかどうかを確認することです。このような問題が、電源の接続、正しいノードのプロービング、テストリードのもう一方の端をメータに差し込んだり、または不良はんだの塊を取り除いたりすることにより、非常に簡単に解決したケースが数えられないくらいありました。



rezaravan

テストにはAS5600-SO_EK_ABアダプタキットを使用していました。AS5600のチップを基板から外し、新しいチップをはんだ付けしたところ、アナログ出力がデフォルトで0~360度に対応するようになりました。初日からアナログ出力に変化がなかったので、何かチップの調子が悪かったのでしょうね。
今は動いているし、動かなくなるのが怖いのでレンジの再設定はしませんが、0~180ではなく0~360で使うことができます。
いずれにしても、ありがとうございます。




オリジナル・ソース(英語)