固定電圧レギュレータと可変電圧レギュレータ
電圧レギュレータICは、入力電圧や負荷電流が変化しても、回路内の電圧を安定させます。この分野に分類される代表的なICには、固定電圧レギュレータと可変電圧レギュレータの2種類があります。
固定電圧レギュレータ
これらのタイプは、3.3Vや5Vといった固定の出力電圧を持っています。これらは通常、マイクロコントローラ、センサ、組み込みシステムなどで使用されます。その一例として、MaxLinear, Inc のSPX3819M5-L-3-3/TR が挙げられます。
なぜこのタイプを使うのでしょうか?
固定電圧レギュレータの使用に関する主なポイントは以下のとおりです。
- 少ない外付け部品
- 設計の簡素化
- 単一の固定出力電圧
可変電圧レギュレータ
これらのタイプでは、外付け抵抗によって出力電圧を設定できます。これらは通常、試作、カスタムアナログ回路、あるいは2.8V、4.1V、6Vなどの電圧を必要とする設計で使用されます。その一例として、品番 SPX3819M5-L/TR が挙げられます。
なぜこのタイプを使うのでしょうか?
設計でこのタイプを使用する理由について、主なポイントは以下のとおりです。
- 可変出力電圧
- 1つのレギュレータで複数の設計に対応可
- 非標準電圧に対応可
2つの製品例の比較
この記事では、同じサプライヤの製品から2つの異なる例を取り上げました。品番は非常に似ていますが、用途の異なる2つのタイプに属しています。.
品番 SPX3819M5-L-3-3/TR は出力電圧が3.3Vに固定されていますが、品番 SPX3819M5-L/TR は出力電圧が設定可能です。
各製品の比較表へのリンクを以下に掲載します。
簡単なまとめ
設計で3.3Vのみが必要な場合は、固定電圧版は優れた選択肢となります。設計で異なる電圧を柔軟に使用する必要がある場合は、可変電圧版の方が適しています。どちらを選ぶかは、単一の出力電圧が必要か、それとも回路にとって出力電圧の柔軟性がより重要かによって決まります。

