Nordicからもう1つ nRF7002-DK という優れたプラットフォームが提供されており、以下の機能を備えています。
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主な特長
- nRF7002 Wi-FiコンパニオンIC
- nRF5340 SoC（ホストプロセッサ）
- Arduinoコネクタ
- プログラム可能なボタン2個
- 2.4GHzおよび5GHz用アンテナ
- 電流測定ピン
- nRF Connect SDKのボードサポートとサンプル
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nRF7002 Wi-Fi コンパニオンIC
- 2.4GHzと5GHzのデュアルバンド
- IoT向け低消費電力でセキュアWi-Fi
- Bluetooth LEとの理想的な共存
- nRF Connect SDKでサポート
- ターゲットウェイクタイム（TWT）
- SPI / QSPI
- Wi-Fi 6ステーション（STA）
- 802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
- 1空間ストリーム（SS）
- 20MHzチャンネル帯域幅
- 64QAM（MCS7）、86Mbps PHYスループット
- OFDMA（ダウンリンクおよびアップリンク）
- BSSカラーリング
- 共存インターフェース
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nRF5340 SoC
- 高性能128MHz Arm Cortex-M33アプリケーションコア
- 超低消費電力64MHz Arm Cortex-M33ネットワークコア
- マルチプロトコル無線対応
- Bluetooth LE
- Bluetooth mesh
- Thread および Zigbee
このプラットフォームでZephyr RTOSを使用してビルドするには、以前にここで説明したインストール手順に従ってください。これらの手順が完了したら、以下の手順でボード上のLEDを点滅させるアプリケーションをビルドできます。
/zephyrproject/zephyr$ west build -p always -b nrf7002dk/nrf5340/cpuapp samples/basic/blinky
Memory region Used Size Region Size %age Used
FLASH: 21520 B 1 MB 2.05%
RAM: 4440 B 448 KB 0.97%
IDT_LIST: 0 GB 32 KB 0.00%
完了後、ボードは以下のように書き込み可能になります。
west flash
こちらが基板上のLEDが点滅している様子を示す動画です。
このLED点滅デモのソースコードは以下のところにあります。
samples/basic/blinky/src/main.c
このNordic開発キット向けに、Zephyr RTOSを使用した基本的なLED点滅アプリケーションの構築と書き込み方法を説明しました。
また、Zephyr RTOSで2つのスレッドを示すデモをビルド、およびコンパイルすることも可能です。
zephyrproject/zephyr$ west build -p always -b nrf7002dk/nrf5340/cpuapp samples/synchronization/
アプリケーションは次のように書き込まれます。
west flash
そして、こちらがUSB経由のminicomのターミナル画面で動作しているデモです。
Welcome to minicom 2.9
OPTIONS: I18n
Port /dev/ttyACM1, 15:36:42
Press CTRL-A Z for help on special keys
thread_b: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_a: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_b: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_a: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_b: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_a: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_b: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_a: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_b: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_a: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_b: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_a: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
thread_b: Hello World from cpu 0 on nrf7002dk!
....
同期デモには、指定されたレートでセマフォとスリープを使用してメッセージを交互に出力する2つのスレッドがあります。Thread_aはmain関数内で生成される動的スレッドです。Thread_bは即時生成される静的スレッドです。このデモでは、スレッド生成における静的アプローチと動的アプローチの両方をコード上で示しています。実際のアプリケーションでは、両方のスレッドに対して静的アプローチが採用される可能性が高いでしょう。
ソースコードは以下のところにあります。
samples/synchronization/src/main.c
Nordicの nRF7002-DK 開発キットは、前述の無線アプリケーションに最適な選択肢です。例えば、Nordicの nRF7002-DK は市場で数少ないWi-Fi 6認定の組み込みリファレンス設計の1つであり、デュアルバンドとターゲットウェイクタイムをサポートしています。
良い一日を！
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