RS3-4812S(945-2000-5-ND)はRecom PowerのDC/DC電源で、36~72V DCを12Vに変換し、最大250mAを出力します。また、リモートON/OFF機能も備えています。本記事では、このリモートON/OFF機能に対する推奨回路構成の詳細を解説します。
リモート制御はほとんどの場合オプションです
リモートON/OFF機能を備えたDC/DCコンバータや各種電源では、この機能はほとんどの場合、完全にオプションです。通常、データシートには、インフラストラクチャやトポロジの要件によって制御ピンを使用しない場合に、制御ピンをグランドへ接続する必要があるかどうか、あるいは制御ピンを使用しない場合の具体的な指示が記載されています。
この製品のデータシートには、3ページに2種類の回路構成を示した図があります。
ここで混乱する可能性があるのは、「どちらを使用すればいいのか?」という点です。しかし、これは互いに矛盾する情報ではなく、リモート制御を2つの方法で実現できることを説明しているだけです。1つ目は推奨の方法で、内蔵の制御ピンを使い、約68Ωの抵抗と 1N418(または同等品)のダイオード、および5~12V DCの制御電圧を使用します。Vctrlに電圧が印加されていない場合(または高インピーダンス状態の場合)は、電源はON状態を維持します。Vctrlに電圧が印加されると、電源はOFFになります。
2つ目の方法は、制御ピン(CTRLピン)を使用せずに同様の動作を実現する方法を示しています。この方法では、Vctrl信号、10kΩの抵抗、および-Vinライン上のMOSFETまたは同様のトランジスタを使用しています。Vctrl電圧がHighになると電源はONになり、LowになるとOFFになります。これは、1つ目の方法とは「反転した」動作と考えることができます。
制御ピンを利用する必要はありません。制御ピンをオープンのままにしても、電源は通常どおり動作します。
