製造後、どのくらいまで部品をはんだ付けできますか

お客様から、「部品が製造されてからどのくらい後まで問題なくはんだ付けができますか」という質問をよく頂きます。

まず、部品が適切に取り扱われ、保管されていることを確認するために、メーカーから提供される部品の保管期間と部品のMSLレベルを確認することをお勧めします。

あるアプリケーションエンジニアと話したところ、はんだ付けに適している期間について、メーカーから書面で確約を得られない場合があることが分かり、お客様に検討していただくための情報ガイドとして、次のドキュメントを提供してくれました。

Solderability Tests.pdf (31.3 KB)
Stress Test Qual.pdf (872.1 KB)

また彼は、産業用アプリケーションでICを使用する場合、一般的には製造後3年を目安にすることが推奨されていることにも言及していました。しかし、例えばドイツの自動車メーカーへのOEMの場合、信頼性を高めるためにこの推奨期間を1.5年に短縮していると教えてくれました。

この情報を一通り見ても、すべての部品に対しての明確な答えにはなっていません。これらの推奨事項はお客様の用途に合うかもしれませんが、私たちは常に以下のことも推奨しています。.

  • すべての部品の適切な保管と取り扱いを確保すること。
  • メーカーから提供されている場合は、保管期間を確認すること。
  • はんだ付けで問題を引き起こす可能性のある腐食やその他の不良がないか、利用可能なリソースを使用してコンタクトを検査すること。



オリジナル・ソース(English)