標準抵抗値とは?
Bourns®の固定抵抗器は主として E24/E24+96系列の標準抵抗値に準拠します。最初の2桁か3桁の数字は標準値の表にある数値で、最後の1桁はゼロの桁数を表す乗数です。抵抗器については、Bournsは一般的な抵抗値表を使用しています。
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抵抗値の許容誤差は?
Bournsは±1%と±5%の許容誤差を提供しています。精密薄膜抵抗器は、±0.01 %までの非常に小さい許容誤差になっています。 私は上記にチップ抵抗器をリンクしていますが、Bournsはまた、±1%と±5%のスルーホール抵抗器を提供しており、ここで見ることができます。
抵抗器の最大動作電圧は?
抵抗器の最大連続動作電圧は、抵抗器の抵抗値と定格電力に依存します。それは、公式V=√(PR)で計算できます。最大動作電圧は、製品データシートで定められた制限値を超えることはできません。
例:
Bourns® モデルCR0603シリーズ厚膜チップ抵抗器の最大動作電圧の制限値は、製品データシートによると75Vで、定格電力は0.1Wとなっています。
抵抗値1kΩのモデルCR0603の最大動作電圧は、 V=√(PR) = √(0.1 * 1000) = 10 Vとなります。
抵抗値100kΩのモデルCR0603の最大動作電圧は、 V=√(PR)= √(0.1* 100000)= 100 Vとなりますが、これはデータシートに記載されている75Vの最大動作電圧制限値よりも高い値です。したがって、モデルCR0603シリーズ100kΩ抵抗器の最大動作電圧は75Vです。
Bourns®の抵抗器はRoHS対応ですか?
Bourns®の固定抵抗器はRoHS規格に適合しています。同社の抵抗ネットワークの一部には、同様にRoHS対応でない錫/鉛メッキ端子も用意されています。ウェブサイト上で、コンプライアンス適合証明書は、すべての抵抗器製品でご利用いただけます 。 Digi-Keyのウェブサイトでは、部品がRoHS対応しているかどうかは、下図に示すように品番の下に表示されているリーフ(葉のマーク)を確認することですぐに分かります。
Bourns®の抵抗器はREACH対応ですか?
詳細については、Bourns REACHレターを参照してください。
ここにない質問があれば、Bournsは自社のFAQページで回答していることがあります。