LEDのレンズの色とレンズの透明度

レンズの色

LEDのレンズに色がついている場合、レンズの透明度に関係なく、LEDはON/OFFともに目に映るのはそのレンズの色です。レンズの色が白または無色の場合、LEDは白、または別の色、つまり様々な色を放射する可能性があり、OFF状態では白または無色に戻ります。

レンズの透明度

(クリアまたは拡散)は、LEDから光が「どのように」放射されるかを表します。レンズの透明度が「クリア」というのは、OFF状態の無色のLEDを表すのではなく、ON状態の光が「どのように」放射されるかを表します。

OFF状態のクリアレンズは、レンズの色の有無にかかわらずクリアに見え、LEDの内部構造が通常見えます。クリアレンズは一般的に、より集光性の高いビームを持ち、ストリップやマトリックスにすると、より詳細なディテールやピクシレーションを得ることができ、より高い解像度を得ることができます。これらは光を拡散させたり散乱させたりするようには設計されていないため、一般的にミリカンデラ値が高く、LEDの表面距離と視野角に応じて、平らな面上ではっきりとした円を描くように発光することが知られています。クリアレンズのRGBでは、拡散レンズのようにレンズが各ピクセルをブレンドするのとは対照的に、近距離では個々のカラーピクセルが見えるのが一般的です。

OFF状態の拡散レンズは、濁ったり、曇っているようだったり、つや消しのように見え、LEDの内部構造は通常見えません。拡散レンズは、一般的にミリカンデラ値が低く、レンズ内で光を「拡散」または散乱させるように設計されているため、光の指向性が弱く、より均一な輝きを放つため、暖かくソフトに見えます。拡散レンズのRGB LEDは、特に近距離では、非常によく混ざり合います。個々のピクセルが見えるのが一般的なクリアレンズのRGB LEDとは対照的です。

DigiKeyフィルタ属性を選択する

注意すべき点は、レンズ透明度を「クリア」として注文しても、LEDがOFF状態の時に「色付き」のものがあるということです。以下のDigiKeyのウェブサイトの例では、レンズの透明度を「クリア」でフィルタリングした場合でも、レンズのほとんどのカラーオプションが使用可能であることがわかります。従って、透明度がクリアのレンズを注文しても、LEDがOFFの状態でレンズの色が「無色」だとは限りませんし、もちろん、お客様の必要なLEDの色(白など)になるとも限りません。

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LED例

レンズの色はグリーン、透明度がクリアのレンズ

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レンズの色はグリーン、透明度が拡散のレンズ

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レンズの色は無色、透明度がクリアのレンズ、発光色はグリーン

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オリジナル・ソース(English)