インダクタは端子電極間又は巻線導体の巻線間の分布容量が小さく、そのような分布容量を持つインダクタンスはある特定の周波数で共振します。この周波数は自己共振周波数と呼ばれ、インダクタは自己共振周波数を超える周波数ではインダクタとして動作しません。SRFではインピーダンスが高くなり、SRF付近の信号を減衰させるためにインダクタをチョークとして使用することができます。
高周波回路や高周波モジュール用のインダクタを選択する際、必要とされるインダクタンスを単に考慮するだけでは十分ではありません。自己共振周波数は使用周波数よりも十分に高くなければならないということを考慮する必要があります。
Digi-Keyには固定インダクタ用の検索オプションがあり、自己共振周波数を選択できます。これは、インダクタを選択するときにSRFに注意する必要がある場合、検索を絞り込むのに役立ちます。
当社のウェブサイトで部品をフィルタリングして見つける方法に関する他の情報については、この記事をご覧ください:Digi-Key部品検索の効率的な利用法 又は 部品検索に関するヘルプ
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