温度データロガー

bongi

こんにちは、Arduinoを使ってデータロガーを作りたいと思います。

私のプロジェクトでは、容器内の水の温度をモニタする必要があります。容器の外側に4本の熱電対を設置し、水を入れた容器の中に2本の熱電対を設置し(熱電対は水や氷に浸されます)、さらに大気や周囲の温度を監視するためのもう1つの熱電対を設置する必要があります。そして、その容器を冷蔵庫に入れ、時間とともに温度が変わるので、その時の水の様子を観察します。

安価なArduinoの部品を使って、また推奨されているk型熱電対などを使って、このロガーを組み立てたいと思っています。youtubeの動画を見ると、アンプなどの部品が使われていて混乱しています。あるいは、Raspberry Piを使ってもいいのですが。

このためにどの部品を注文すればいいのかを教えてください。



David_1528 Applications Engineer

こんにちは、 bongiさん

Tech Forumへようこそ!

熱電対の回路にアンプが使われているのは、熱電対の信号がマイクロボルトのレンジにあるからです。Arduinoはそのような小さな電圧を直接解読することはできません。熱電対の測定は、適切な信号処理を行わないと非常に厄介です。

幸いなことに、いくつかのメーカーが、熱電対を扱う難しい部分を処理するように設計されたICを作っています。例えば、MaximのMAX31856というチップは、多くの種類の熱電対を扱うことができ、SPIを介してデジタル信号を出力するので、Arduinoとのインターフェースにも適しています。

複数の熱電対を使用するご予定なので、このチップが複数個必要になります。しかし、SPIを使えば、同じArduinoのMISO、MOSI、クロックラインを使って、すべてのMAX31856チップと通信することができ、通信したいチップの「チップセレクト」ピンごとに、1つの追加I/Oピンを使うことができます。

Adafruitでは、MAX31856用のブレークアウトボードを用意しており、基板を製作することなくプロトタイプを試作することができます。以下は外観です:

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オリジナル・ソース(英語)