質問:
リレーの耐久性曲線データがありますが、どのように理解したらよいでしょうか?読み方を教えてください。
回答:
リレーの耐久性曲線は、開閉する負荷の電圧・電流から期待できる動作回数(期待寿命)を読み取ることができます。
解説:
(例1):
AC250V/DC30Vの抵抗負荷の耐久曲線において、12Aの負荷を開閉する場合、15万回開閉が期待できます。
赤い縦線
12Aの赤の縦線がAC250V/DC30V抵抗負荷の耐久曲線と交差する●印から横に赤の破線が示す動作回数を読み取ります。
- AC250V/DC30Vの抵抗負荷:各 約15万回
(例2):
AC250V/DC30Vの誘導負荷の耐久曲線において、3Aの負荷を開閉する場合、約30万回開閉が期待できます。
青い縦線
1Aの青の縦線がAC250V/DC30V誘導負荷の耐久曲線と交差する●印から横に青の破線が示す動作回数を読み取ります。
- AC250V/DC30Vの誘導負荷:各約30万回
*お客様の負荷電圧をもとに縦線を描けば負荷に応じた交点が開閉できる電流値です。
誘導負荷は、AC Cosφ=0.4 DC L/R=7msでのデータです。
ワンポイントアドバイス
耐久曲線はあくまでも参考データであり、保証するものではありません。
ご採用にあたり、必ず実機でのご確認をお願いします。
DigiKeyのウェブサイトでこの製品ラインをご覧になるには、以下のリンクをクリックしてください。
リレー | DigiKey Electronics
この「よくある質問」はOmronから提供されています。
オリジナルのFAQをご覧になるには、以下のリンクをクリックしてください。
https://components.omron.com/jp-ja/faq/relays/FAQE10013