3Mの740シリーズフィルタカートリッジは、外径6.5インチ/165mm、長さ40インチ/1016mmのフィルタカートリッジを受け入れるフィルタハウジングで使用され、226のO-リングで接続されます。740シリーズのフィルタカートリッジの濾材は、ポリプロピレン製マイクロファイバがベースになっています。740シリーズカートリッジでは、1~70ミクロン(粒子除去効率99.9%)にわたる幅広いミクロン定格(micron rating)の製品を提供しています。ポリプロピレンは、幅広い化学的適合性を持ち、様々な用途に使用されています。
3M 740シリーズのカートリッジでは、「B」と「K」の2つのバージョンがあります。
- 「B」バージョンは、高い汚染物質保持能力が必要な用途のために、濾材の表面積を最大にしたものです。
- 「K」バージョンは、濾材の表面積を最適化(「B 」バージョンの約60%~70%)し、低ユニットコストのフィルタ設計が有効なアプリケーション向けに設計されています。
BバージョンとKバージョンでは、マイクロファイバ濾材を複合放射状にプリーツ加工し、フィルタカートリッジの使用可能な表面積を最適化しました。 また、740シリーズのカートリッジには、プリーツ構造を保護し、耐久性を高めるために、ポリプロピレン製のエンドキャップ、アウタースリーブ、コアが採用されています。ダブルOリングシールにより、流体のバイパスのリスクを低減しています。