絶縁電圧はアプリケーションに適したAC/DCコンバータを選択するための重要な要素であるため、この値は通常、パラメータ値フィルタリング用にDigi-KeyのWebサイトにリストされています。
入力から出力までの絶縁電圧としても参照される絶縁電圧は、入出力間の電気的な絶縁を維持したまま、コンバータの両端に印加できる最大電圧を表します。したがって、絶縁電圧は、数秒程度の高い過渡電圧に耐える絶縁体の能力の尺度とみなすことができます。
Hipot(高電位)テストは、AC/DCコンバータの絶縁電圧を試験するための一般的な方法です。例えば、Artesyn Embedded PowerのLPS100-Mシリーズのデータシートには、絶縁電圧(入力-出力間)が4000VACと記載されています。
Hipotテストは、こちらの図のようにセットアップされます。
簡単に言えば、Hipotテストは、本線の入力ラインから製品のシャーシまたは2次出力に高電圧を印加し、その結果生じるコンバータの絶縁体を介したリーク電流を測定することです。