AmphenolのU77 シリーズ コネクタ ダストキャップ(カバー)の外観上の問題

Amphenol社製のU77シリーズコネクタダストキャップ(カバー)には、部品の表面に粉や白い汚れが付着していることがあります。

例えば、品番U77-1140-8020Pです。
参考までに、以下の写真を確認してください。

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Amphenolは、ダストカバーの「白い物質」が分離した難燃性のものであることを確認しています。機能には影響ありません。下記をご参照ください。

「このダストカバーは難燃性で、製造時にプラスチックに難燃剤が添加されています。
その難燃剤がプラスチックから自然に溶け出して白っぽくなります。
ベンダーに確認したところ、難燃剤は保管後3ヶ月程度で溶け始めるとのことでした。
高温多湿になるとさらに進行しますが、真空パックにすることで保管期間を延ばすことができます。
この素材は非常に特殊であるため、工程では4時間以内の滞留時間で管理しています。
また、バランスを保つために真空パッケージで保管することをお客様に推奨しています。
このパウダーは非常に微量で、ダストカバーがなければ見えないほどで、コネクタに影響を与えることはありません。
残念ながら、これは技術的な問題で、ベース材料を変える以外には今のところ難燃剤の代替材料はありません。」

対象品番

U77-A1110-8000P-ND
U77-1140-8020P-ND
U77-A1110-8000P
U77-1140-8020P




オリジナル・ソース(English)