複数導体ケーブルを探すと、CAT5、CAT5e、CAT6など、さまざまなタイプを見つけます。では、どのようにして設計に適したタイプを選択するのでしょうか?
一般に、CAT5ケーブルは最大100Mbpsまで対応しています。 CAT5eケーブルはCAT5の強化版で、最大1000Mbpsのデータを伝送します。 CAT6ケーブルは、より高速(最大10Gbps)で伝送ができ、クロストークが少なく、信号対雑音比(SNR)が優れています。
以下、参考までに全体的な比較を紹介します。
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CAT5 ケーブル
データレート:最大 100Mbps
周波数:最大 100MHzz
クロストーク性能:クロストークのリスク有り
ネットワークアプリケーション: 10Base-T, 100Base-T -
CAT5e ケーブル
CAT5 ケーブルの強化バージョン
データレート:最大 1000Mbps
周波数:最大 100MHz
クロストーク性能: CAT5 よりクロストークが小さい
ネットワークアプリケーション: 1000Base-T -
CAT6 ケーブル
データレート:最大 10Gbps
周波数:最大 250MHz
クロストーク性能: SNR が良い
ネットワークアプリケーション: 10GBASE-T