LairdのLiquidシリーズ熱電アセンブリの取り付け

LairdのLiquidシリーズ熱電アセンブリの取り付け

一般的な質問の中には、取り付けに関する推奨事項についてのお尋ねがあります。外側の6つの穴は何に使うのですか?中央の3つの穴は何のためにあるのですか?熱伝導パッド/熱伝導エポキシを使うべきですか?推奨されるトルクを教えてください。

外側にある6つの穴は、お客様が取り付ける際に使用します。

中央の3つの穴は、TEMにアセンブリを圧着するためのものです。穴は下から上に通っていて、穴の終端にはネジが切ってあります。

すべての取り付けネジには、コールドブロックに取り付ける際に圧着を保持するためのスプリングワッシャが必要です。温度が変化すると、金属が膨張したり収縮したりするので、圧着を保持するためのスプリングワッシャです。

最大限の熱を伝達するためには、必ず2つの表面の間にサーマルパッドやグリースを使用する必要があります。どんなに平らな面でも必ず点接触の部分があり、微細な空隙をパッドやグリスが埋めてくれます。


トルクの仕様は、お客様とパッドメーカーに委ねられています。熱電モジュールでは、TEMで250~300PSIの圧着を実現するためのトルクを推奨しています。グリースを使用する場合は、グリースが押し出されてから1~2時間後に再度トルクをかけることをお勧めします。熱電ハンドブックには、このような内容が記載されており、トルクの計算、熱電に関する基本事項や応用などたくさんご紹介しています。

ハンドブックをご覧ください
Thermoelectric-Handbook-1120.pdf (lairdthermal.com)




オリジナル・ソース(英語)