時々、技術部門に寄せられる質問で、アラームがオフのはずなのにピエゾアラームから小さな音量でノイズが出るというものがあります。これらのアラームの多くは、ごくわずかな電流で動作するように設計されているため、ごくわずかな電圧でもかすかな音が発生します。このため、システム内のわずかな漏れ電圧でアラームがノイズを発生させることがあります。
Mallory Sonalert Productsのプロダクトマネージャーと話したところ、ノイズの原因となるリーク電圧の問題を解決するための対応策を3つ提案してくれました。
- アラームと直列に30V過渡電圧抑制（TVS）ダイオード（例えばP6KE33A、P6KE36Aなど）を入れてください。
- 別の方法としては、アラームの端子に12～20Wの抵抗を並列に接続します。120VACアプリケーションでは、Ohmiteの品番B20J2K0のような2,000Ωの抵抗器をお勧めします。250VACを使用する場合は、B20J5K0のような5,000Ωの抵抗器をお試しください。より低い電圧を使用する場合は、B20J1K0のような1,000Ωの抵抗器を使用することができます。
- 抵抗器を回路に組み込む際には、筐体を含む熱に敏感な部品に触れないように注意する必要があります。
- また、端子を挟んで抵抗器を接続したのと同じように白熱電球を並列にすることも可能です。
- アラームが作動すると、全電源電圧がランプに供給され、ランプが明るくなることに注意してください。
Malloryは、22mmの産業用アラームに関するFAQ（よくある質問）を以下にまとめました。
FAQ-22mm Industrial Alarms with Terminal Block.pdf (278.3 KB)
適用品番
ZA120MACT ZA120LACT ZA120LAFP1 ZA120LASU2 ZA120LADT7 ZA120SAFP1 ZA120MAFP1 ZA120MAMP1 ZA120MASP1 ZA120SAMP1 ZA120SASP1 ZA120SADP2 ZA120MADL1 ZA120MAPS1 ZA120MASS1 ZA120MASU2 ZA120SADL1 ZA120MADP2 ZA120MADP3 ZA120SADP3 ZA120SAPS1 ZA120SASS1 ZA120SASU2 ZA120LAMP1 ZA120LASP1 ZA120LADL1 ZA120LAPS1 ZA120LASS1 ZA120LADP2 ZA120LADP3 ZA120MACM1 ZA120MASR8 ZA120MASR9 ZA120SADT7 ZA120SADT8 ZA120SASR8 ZA120SASR9 ZA120MADT7 ZA120MADT8 ZA120SACM1 ZA120LASR8 ZA120LASR9 ZA120LADT8 ZA120LACM1