この製品選択ガイドには、DigiKey.jpのコーデックカテゴリの製品選択に役立つ情報が記載されています。
コーデックは、圧縮および伸長によるデータ変換に使用される半導体デバイスです。データ圧縮により伝送速度が向上し、保存に要する容量が低減します。一部のコーデックには、最大32ビットの分解能、それぞれ6個または8個ものA/DコンバータおよびD/Aコンバータを備えているものもあります。シグマデルタ変調に対応している製品や、I2C、I2S、SPI、シリアル、HDA、S/DIF、PCM、USB、AC’97、SLIMbusのデータインターフェースに対応している製品もあります。
選択属性
タイプ: デバイスのスタイルと構成を示します。
データインターフェース: システム内の他のコンポーネントと通信するためにデバイスが使用するインターフェースまたはプロトコルを示します。
分解能(ビット): 連続的に変化する物理量を表すためにデバイスが使用するビット長。
ADC/DAC数: デバイスに内蔵されたデータコンバータのコアの数を示します。多重化によりチャネル数とは異なる場合があります。
シグマデルタ: デバイスが内部回路の一部としてシグマデルタADCを内蔵しているかどうかを示します。
S/N比、ADC/DAC(db)定格: デバイス内に内蔵されたデータ コンバータの標準的なS/N比性能のメーカーの特性評価。
ダイナミックレンジ、ADC/DAC(db)標準: デバイスが測定または生成できる最大信号と最小信号の振幅の差(メーカー定義のテスト条件下での代表値)。
電圧 - 供給、アナログ: ミックスドシグナルデバイスのアナログ部に必要な電源電圧の許容動作範囲を示します。この範囲以外の電圧では、デバイスや他のシステムコンポーネントを損傷する可能性があります。
電圧 - 供給、デジタル: ミックスドシグナルデバイスのデジタル部に必要な電源電圧の許容動作範囲を示します。この範囲以外の電圧では、デバイスや他のシステムコンポーネントを損傷する可能性があります。
動作温度: 推奨動作温度で、通常、範囲または最大値で示されます。これらの温度を超えると、性能に影響を与えたり、デバイスや他のシステム構成部品が損傷する可能性があります。
取り付けタイプ: デバイスがどのように取り付けられているかを示します。
パッケージ/ケース: 取り扱い、実装、保護を容易にするために電子部品に使用される保護ケースのタイプを示します。サプライヤのデバイスパッケージに適用される最も近い業界標準と判断されたものを掲載しています。通常、回路を設計する際には、この用語に依存するのではなく、データシートに記載されている実際の寸法を使用することをお勧めします。
サプライヤデバイスパッケージ: メーカーが使用している、メーカー独自のパッケージ名称です。通常、回路を設計する際には、この用語で判断するのではなく、データシートに記載されている実際の寸法を使用することをお勧めします。
製品例
メーカー品番 | CS4244-CNZ |
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DigiKey品番 | 598-2339-ND |
メーカー | Cirrus Logic Inc. |
商品概要 | IC AUDIO CODEC PCM/TDM 40QFN |
データシート | ここをクリック |
メーカー品番 | SI3000-C-FSR |
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DigiKey品番 | SI3000-C-FSRTR-ND - テープ&リール(TR) |
メーカー | Skyworks Solutions Inc. |
商品概要 | IC VOICE CODEC 3.3V/5V 16SOIC |
データシート | ここをクリック |
メーカー品番 | DA7212-01UM2 |
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DigiKey品番 | 1564-1020-2-ND - テープ&リール(TR) |
メーカー | Renesas Design Germany GmbH |
商品概要 | IC AUDIO CODEC 34CSP |
データシート | ここをクリック |