標高の高い所ではヒューズの冷却効果が低下するため、2000メートルを超える用途ではヒューズの連続定格電流を低減する必要があります。低減後の定格電流を決定するには、次の式を使用します。
IA = I * XA
XA = 1 – (A – 2000)/20000
IA = ヒューズの高度ディレーティング後の定格電流
I = ヒューズの定格電流
A = アプリケーションの高度
XA = 高度ディレーティング係数
例
高度3000m地点での30Aヒューズの場合
XA = 1 - (3000-2000)/20000 = 1 – 0.05 = 0.95
IA = 30 * 0.95 = 28.5A
出典 - Littelfuse: Altitude Derating
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