コネクタ, のデータシートを見ると、ほとんどの場合、そのコネクタの定格電流が記載されています。では、コネクタはこの定格電流以上の電流に耐えられるでしょうか？
ほとんどの場合、答えは「いいえ」です。この定格電流は、コネクタの接点の電流制限、つまりコネクタの接点が耐え得る最大電流です。非常に低い電圧でも、接点を流れる電流がこの最大定格電流を超えないように注意してください。コネクタの電圧を下げてより多くの電流を流すことはできません。そのようなことをすると、コネクタが溶けたり、接点が溶着したりして、コネクタが破壊されてしまいます。
接点の定格電流は、圧着や、はんだ付け用のワイヤAWG定格電流を満たすように設計されています。そのため、通常、同じコネクタに適用するワイヤサイズと定格電流にはいくつかの選択肢があります。