モータ制御におけるソフトスタートの重要性

「ソフトスタート」は電子機器の出力が100% になるまで徐々にオンにする機能です。これは一般にモータのアプリケーションで使用され、スムーズな起動を可能にするため開始時の電流値が抑制されます。

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上図のタイムチャートは3相モータ用のソリッドステートコンタクタでOmronG3J-T シリーズ の例を示しています。つぎのことが分かるでしょう。

  1. デバイスが「動作表示点灯モニタ出力」から信号を受信すると、負荷電流が立ち上がります。.

  2. デバイスのソフトスタート特性により、アプリケーションに応じて出力が定格電流値内に収まるように負荷電流が制御されます。

  3. 一部の高度なコントローラでは、ソフトスタート時間は、起動トルク、ランプアップ時間、ランプダウン時間に加えて、負荷特性(慣性や摩擦係数など)に依存します。そのため、ランプアップ時間の増加によりソフトスタート時間が大幅に長くなることはありません。




オリジナル・ソース(英語)