TVSダイオードを選択する際のサージ電圧とサージ電流の主なパラメータは何ですか?

TVS(過渡電圧サプレッサ)ダイオードを選択する際には、以下の電圧および電流パラメータが主な検討事項となります。

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1. 最大逆スタンドオフ電圧(V_RWM): TVSダイオードが通常の動作条件下で耐えることができる最大逆電圧です。この値を指定する場合には、通常動作時の誤動作を防ぐためにV_RWM が回路の通常動作電圧よりも大きいことを確認してください。
2. ブレークダウン電圧(V_BR): ダイオードへの逆電圧がブレークダウン電圧に達すると、TVSダイオードが導通し、電圧を制限し始めます。選択されたTVSダイオードのブレークダウン電圧が回路の最大通常動作電圧よりも高く、保護される部品の耐電圧よりも低いことを確認してください。
3. 最大ピークパルス電流(I_PP): TVSダイオードが耐えることのできる最大過渡パルス電流です。この値を指定する場合には、回路で発生する可能性のあるサージ電流を考慮して、TVSダイオードがこれらの過渡事象を安全に処理できることを確認してください。
4. 最大クランピング電圧(V_C): TVSダイオードが最大ピークパルス電流において制限できる最高電圧です。この値は、保護される部品が損傷しないように、保護される部品の最大耐電圧よりも低くする必要があります。
5. 逆リーク電流(I_R): 最大逆スタンドオフ電圧において、TVSダイオードの逆リーク電流を許容範囲内に維持する必要があります。過大なリーク電流は、回路の正常動作に影響を与える可能性があります。
6. ジャンクション容量(C_j): TVSダイオードの静電容量は、その応答速度および信号伝送品質に影響を与えます。高周波信号アプリケーションでは、静電容量の低いTVSダイオードを選択することが重要です。

要約:

TVSダイオードを選択する際には、回路での効果的な保護性能を確保し、正常動作に影響を与えないように、上記の電圧や電流のパラメータを総合的に考慮する必要があります。




オリジナル・ソース(English)