3Dプリンタで製作したソフトプラスチック用の金型

3Dプリンタを購入してから、釣り用のプラスチックの金型を印刷して、フィラメントの限界を少しずつ試しています。これまでに数種類の金型を印刷しましたが、ほとんどが穴釣り用です。プラスチックの流し込みで厄介なのは、プラスチゾルを効果的に流し込むには350°F(177°C)前後の温度が必要なことです。私は自分の金型をオープン注入金型として印刷しました。つまり、金型は片側だけで、上半分が開放されています。これにより、プラスチゾルがより効率的に冷却されると考えています。また、プラスチゾルを型からではなく、上から冷却することができます。下図は、これまでに印刷した金型のモデルです。

candlebug mold
icepick mold
mayfly mold
mousie bait
small swimbait

これらの金型はすべてPLA(ポリラクチド)でプリントし、20%のインフィルと6層の上部レイヤを使用しています。これまでのところ、金型はよく持ちこたえています。しかし、もし金型がもっと大きければ、プラスチゾルの熱量のために問題が発生するのではないかと思っていますが、今のところそのような状況には至っていません。

下の写真は、私が流し込んだプラスチックのいくつかです。ご覧のように、細かい部分はプラスチゾルを維持するのが大変で、多少のこぼれがありますが、ベイトはカミソリの刃でトリミングすることで、よりきれいになります。

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何度も注入した後の金型の状態です。ご覧の通り、ここまでよく持ちこたえています。

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次に試してみるのは、インジェクション方式の金型です。この金型は、サンドイッチ形状の2つの金型ハーフがあり、所定の位置で固定され、金型の上部にあるスプルーからプラスチゾルが注入されます。今のところ、このようなデザインにしています。

spike injection bottom half
spike injection top half

以下は、これまでに試したさまざまな金型の.STLファイルです。
Part Studio 1 - bottom of spike mold.stl (577.5 KB)
Part Studio 1 - candlebug mold.stl (343.7 KB)
Part Studio 1 - mayfly mold.stl (860.5 KB)
Part Studio 1 - mousie mold.stl (1.8 MB)
Part Studio 1 - stick mold.stl (598.3 KB)
Part Studio 1 - Swimbait mold.stl (201.6 KB)
Part Studio 1 - top of spike mold.stl (606.8 KB)

図面を編集したい場合は、OnShapeの図面にリンクできます:図面を見るにはここをクリック

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オリジナル・ソース(英語)