このよくある質問では、Bournsのトリマポテンショメータ「Trimpot」シリーズをご紹介します。
よく使われる用語
- 絶対最小抵抗値:ワイパー端子(中央)と両端の端子間の抵抗値が最小値になるときの抵抗値
- 調整能力:より正確な抵抗調整のための最小値仕様
- 温度係数:温度変化1°Cあたりの抵抗変化率で、この値が小さいほどトリマの動作が安定
- 衝撃と振動:過酷な環境下で効果的に動作し、その環境に耐えることができるデバイスの能力
- 負荷寿命:記載された変動範囲内の動作条件で、デバイスが指定されたレベルの定格電力を消費する際の時間数
なぜアナログ部品を使うのですか?
デジタル素子を微調整するための重要なリソースとして、回路のドリフトを調整・調節・制御するトリミングポテンショメータ(トリマ)があります。トリマは、可能な限り正確に較正を行うことで、アプリケーションの機能を向上させることができます。トリマで回路の出力を微調整することは、デジタル設計にアナログ技術がどのように必要であるかを示す好例です。
Bourns製トリマの透視図
トリマは何をするのですか?
トリマは、抵抗値を「調節する」ことで、回路の調整やチューニング、較正を管理します。これらは回路設計の一部であり、他の部品のばらつきを相殺したり補正するための調整に使われます。トリマは、このように回路を調整することで、それぞれの部品の特性を十分に生かすことができます。
トリマはどのように動作するのですか?
トリマは、可変抵抗器として機能する電気機械式のデバイスです。 3つの端子があり、そこに抵抗素子と可動式ワイパーが接続されています。ワイパーの位置を機械的に変化させると、ワイパーと素子に接続された端子のどちらか一方との間の抵抗値が規定の比率で変化します。
その他のよくある質問は、Bourns FAQページでご覧いただけます。