インピーダンス心電図(Impedance Cardiography、ICG) は、心活動に伴う胸部の生体電気インピーダンスの変動を測定することにより、心血管機能を評価する非侵襲的な手法です。
心周期における血液量の変化は、それに対応したインピーダンスの変動を引き起こし、そこからインピーダンス心電図波形とその一次微分(dZ/dt)を導出できます。
dZ/dtから、特定の波形ポイント(A、B、C、X、O)が識別されます。これらのポイントを用いて、以下のような主要な血行動態パラメータ、
- 一回拍出量(SV)
- 左心室駆出時間(LVET)
を、連続的かつ非侵襲的に算出することができます。
非侵襲性、簡便性、および連続モニタリングが可能であることから、ICGはバイタルサインモニタリング(VSM)および心血管評価に広く応用されています。