4電極バイオインピーダンス測定法はどのように機能するのでしょうか?

微弱な交流電流に対する人体組織のインピーダンス変化を測定することで、血液量の変動を反映する心臓インピーダンス信号を取得することができます。人体は多数の細胞で構成されており、生体組織の電気的モデルは図2に示す等価回路で表すことができます。


図2: 人体組織の等価インピーダンスモデル

このモデルは、以下の3つの要素を用いてバイオインピーダンスを説明します。

  • Cm = 細胞膜の並列容量
  • Re = 細胞外液の抵抗
  • Ri = 細胞内液の抵抗

これらの値は個々の細胞を表すものではなく、組織全体の等価的な電気特性を表しています。これは3要素RCバイオインピーダンスモデルとして知られています。

本システムは、4電極法を用いて人体のバイオインピーダンスを測定します。この方法の原理は、一方の電極対に励起電流を流し、もう一方の電極対を用いて電圧を取得することです。

図3に示すように、ICG信号取得のための標準的な構成として、4つの3M製 Ag/AgClゲル電極が配置されています。

電極の役割:

  • D1およびD4(励起電極のペアとして機能)→ 高周波交流電流を人体に注入する
  • D2およびD3 → 胸郭の電圧を測定する
    胸郭インピーダンスは心臓の活動によって変動するため、電位差もそれに応じて変動します。この変動する電位信号がICG信号です。

信号取得時の最適な電極配置は以下のとおりです。
• D1励起電極:左右の耳の後ろのくぼみに装着する。
• D4励起電極:上腹部に装着する。
• D2検出電極:両側の鎖骨の上方に左右対称に装着する。
• D3検出電極:剣状突起下のくぼみの両側に装着する。

図3: ICG信号取得のための電極配置

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