ブレッドボードのヒント:ロジックプローブの代用となるシンプルなLED

APDahlen Applications Engineer

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LEDは、特にデジタル回路の試作において、貴重なトラブルシューティング用のツールです。この記事では、貴重な時間を節約できる簡単な製作テクニックを紹介します。

アイデアはとてもシンプルです。必要なのは四角いLEDと1kΩの抵抗だけです。抵抗をカソードの足にはんだ付けすれば、数秒でブレッドボードに取り付けられる視覚インジケータが完成します。抵抗はLEDと一体化しているので、ブレッドボードのタイポイントを別に使う必要はなくなりました。

この写真は、マイクロコントローラ回路に数個のLEDを取り付けたものです。写真の左下にあるように、ブレッドボードの0.1インチ(2.54mm)の間隔で隣り合わせに設置できるため、この用途には正方形のLEDが好ましいことにお気づきになるでしょう。

これはSSL-LX2573GDのLEDとCFR-25JB-52-1Kの抵抗を使った組み立てのクローズアップ写真です。抵抗はLEDのカソードの足に取り付けられています。

技術的なヒント: 新しいLEDの場合、カソードは2本の足のうち短い方として識別されます。カソードは、LEDの構造を見ることによっても特定できます。LEDの半導体ダイは通常、2つの素子のうち大きい方に取り付けられます。大きい方のアンビル(カソードワイヤ)は、この写真では上側の素子として容易に見分けることができます。

この最後の写真は、LEDを組み立てるためのセットアップを示しています。確かに最もエレガントなセットアップではありませんが、作業スピードは速いです。

皆様の試作の秘訣をお聞かせください。

幸運を祈ります。

APDahlen

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オリジナル・ソース(English)