LiteON光カプラ/光アイソレータのT/RパッケージングのサフィックスTA、TA1

T/R(テープ&リール)パッケージングのLiteONの光カプラ/光アイソレータには、2つのサフィックスがついている場合があります。以下の例では、LTV-814Sには「TA」と「TA1」の2つのサフィックスがあります。

データシートでは次のように記載されています。

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これらのT/Rオプションの違いは、テープ内の部品の向きにあります。

この違いは、設計者や少量のカットテープを購入するお客様にとっては重要ではありませんが、テープから部品をピックアップしてプリント基板に配置するためにピック&プレースマシンがキャリブレーションされている自動組立工程でこれらのテープ(メーカー標準リールまたはDigi-Reel)を使用するお客様にとっては非常に重要になります。部品の向きを間違えると、基板上の部品の配置が変わり、基板の故障の原因となるからです。

そのため、お客様から「TA」サフィックスの部品を求められても、「TA1」サフィックスしか在庫がない場合、直接代替品として「TA1」サフィックスの部品を提供するには注意が必要で、お客様にはその旨をお伝えする必要があります。

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オリジナル・ソース(English)