MOS FETリレーを半導体と一緒にプリント基板にはんだ実装しています。 洗浄は半導体と同様の条件で可能でしょうか? 洗浄条件を教えてください。 また、超音波洗浄は可能でしょうか?

質問:

MOS FETリレーを半導体と一緒にプリント基板にはんだ実装しています。洗浄は半導体と同様の条件で可能でしょうか?
洗浄条件を教えてください。また、超音波洗浄は可能でしょうか?
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回答:

半導体の洗浄がどのような条件なのか不明なため、【解説】の「フラックス洗浄」の注意事項を参照の上、実施ください。
超音波洗浄は可能です。【解説】の超音波洗浄の推奨条件をご確認の上、実施ください。
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解説:

MOS FETリレーの洗浄について

  • フラックス洗浄における注意事項

    1. フラックス洗浄は、ナトリウム、塩素などの反応性イオンの残留がないように洗浄してください。
      有機溶剤によっては、水と反応し塩化水素などの腐食性ガスを発生させ、MOS FETリレーの劣化を生じさせる恐れがあります。
    2. 水洗浄に際しては、特にナトリウム、塩素などの反応性イオンの残留がないようにしてください。
    3. 洗浄中または、洗浄液がMOS FETリレーに付着した状態で、ブラシや手で表示マーク面をこすらないでください。
      表示マークが消える恐れがあります。
    4. 浸漬洗浄、シャワー洗浄、およびスチーム洗浄は溶剤の化学的作用により洗浄を行います。溶剤中やスチーム中の浸漬時間は、MOS FETリレーへの影響を考慮して、液温50℃以下で1分以内に処理してください。
  • 超音波洗浄における注意事項
    超音波による洗浄を行う場合は短時間で行ってください。長時間の洗浄はモールド樹脂とフレーム材との密着性を低下させる恐れがあります。尚、推奨する基本的な条件は下記の通りです。
    ・【超音波洗浄の推奨条件】
          周波数:27~29kHz
          超音波出力:300W以下(0.25W/cm2以下)
          洗浄時間:30秒以下
          また、超音波振動子とプリント基板やMOS FETリレーが、直接接触しないように溶剤中に
          浮遊した状態で行ってください。

MOS FETリレー共通の注意事項:●フラックス洗浄をご参照ください。

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ワンポイントアドバイス

洗浄残渣は、絶縁性低下や端子腐食の原因になりますので、洗浄状態を確認して行ってください。
超音波洗浄は、できるだけ短時間で行ってください。

商品カテゴリー リレー MOS FETリレー
分類 実装・保管
関連キーワード MOS FETリレー
フラックス洗浄
超音波洗浄

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リレー | DigiKey Electronics


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