皆さん、こんにちは、
Orient DisplayのJAZZシリーズのバックライトの配線図について、時折混乱が生じているようです。実際の配線は何本なのか疑問に思ったり、3本の配線表示であると想定している人もいます。しかし、実際には3本ではありません。
メカニカルダイアグラムのレイアウトは一見するとわかりにくいですが、立ち止まって詳細を見るとデータシートに記載されています。今回は、最も視覚的に密度の高い図面が掲載されている例として、 2544-JAZZ-AE-S-NDを検討します。データシートのリンクはこちらです。
図では単に「blue.green.red(青.緑.赤)」と色が説明されているだけで、これはワイヤの色と誤解される可能性もありますが、バックライトの色が繰り返し説明されているだけです。実際の回路図を見ると、4本の線があり、それぞれが各色に対応し、1本は「K」と表示されています。メカニカルダイアグラムを拡大して、コネクタに下図のようにラベルづけされた4つのピンがあるのを見ても同じことが言えます。このシリーズでは、「K 」ワイヤは常にGND用の黒いワイヤだと思ってください。
このシリーズに関する誤解を解く一助になれば幸いです。