Qualcomm製モジュール(2G/3G/4G、LTE-M、NB-IoT)のセルラーレイヤ3のトレースを行う

Qualcommベースのチップセット(ThalesのEXS82ENS22、QuectelのBG95やBG96uBloxのSara R410 など)を搭載したセルラーモジュールを使用している多くの人にとって、非常に便利なツールを紹介したいと思います。
また、オープン診断ポートが付いている安価なLTEドングルも販売されています。

この無料ツールはGithubで入手できるQCSuperと呼ばれるものです。

それは、デバッグインターフェースストリームをデコードすることができるpythonベースのツールです。
以下のように簡単に呼び出すことができます。

./qcsuper.py --usb-modem /dev/ttyUSB0 --wireshark-live --decrypt-nas --reassemble-sibs --include-ip-traffic

そして、wiresharkがインストールされているだけで起動します。
NASメッセージ、SIB、ページングなど、隣接するセルタワーに無線で送信されるすべてのメッセージが表示されます。
モジュールによっては、必要な診断ポート(DMポート)をいくつかの追加のATコマンドで有効にする必要があります。
Quectelの場合、それは例えば以下のようなものです。

to enable modem log , pls send AT+QCFG="dbgctl",0
to disbale modem log ,pls send AT+QCFG="dbgctl",1

Wiresharkではこのように表示されます。




オリジナル・ソース(English)

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