CarlingのConturaシリーズスイッチは、RV車やボートなどの機器によく使われています。以下にその一例を示します。
このスイッチのアクチュエータは、専用の安価な工具で取り外すことができます。これにより、以下のような共通のコンタクト本体を使用し、用途に応じて異なるテキストやアイコンを用いて、スイッチシリーズを簡単にカスタマイズすることができます。また、アクチュエータに特別仕様や一般的に使用されないテキストの凡例がある場合、アクチュエータを再利用しながら、焼損したスイッチ本体を交換することも可能です。
このようなスイッチの交換品をお探しの場合、スイッチ本体の側面に印刷された文字に注目します。下の例では、「V8D1」が重要な情報になっています。
データシートの品番内訳によると、写真のスイッチは単極双投モーメンタリスイッチで、1/4インチのクイックコネクト端子を用いた8極の端子レイアウトであることがわかります。
この情報が代替品を見つけるために必要な大部分で、残りの部分でインジケータランプ、アクチュエータのスタイル、および同様のオプションを表示しています。ただし、Digi-Keyのウェブサイトで「carling V8D1」と検索すると、品番またはパラメータ情報のどこかに「carling」と「V8D1」の両方の語句を含むすべての製品が検索結果として返されることに注意してください。インジケータランプなどについて、さらに検索した場合、このシリーズのスイッチに関してですが、代替品としてのニーズに近い、または完全に一致するごく少数の検索結果が返される可能性が高いです。
最後に、このスイッチシリーズの接続によく使われる8極および10極のターミナルハウジングと、その他の関連アクセサリをこちらにご紹介します。これらのハウジングに適合するコンタクトは、こちらで紹介しています。なお、このコネクタシステムは、誤配線を防ぐという目的(これは非常に良い考えです…)以外には、特に特別なものでも魔法のようなものでもありません。そして1/32インチ厚のタブ用標準の1/4インチクイックコネクト端子を、個別配線でスイッチに接続する際に使用することができます。