スイッチの定格でVTやHPの意味するところ

先日、Carlingのスイッチで、今までに見たことのない定格に出会いました。側面に6A 14VTという数字が印字されていました。これは何を意味するのか、藁をもつかむ思いで少し調べてみました。古いスイッチや特殊なスイッチには、非常に特殊な定格を持つものがあることがわかりました。 14VTは14V Tungsten Serviceの略で、タングステンフィラメント電球の高い初期突入電流に対応する能力を意味します。スイッチにVTやHPの定格を持たないDigi-Keyシステムで何かを比較検索する場合、その前に次を自問して下さい。そのシステムにタングステンフィラメントが使われていますか?または高い突入電流が発生するのですか?その スイッチの負荷が突入電流を発生させないのであれば、これらの定格をまったく気にする必要はありません。

また、他のスイッチでHP(馬力)の定格があることも奇妙に感じました(私にとって電気部品では極めて異例です)。モータは高い誘導負荷を有するので、同じことが起こるためにHPが使われていたことが分かりました。 Carlingでは、このような情報を詳しく紹介している非常に便利なウェブページがあるので、今後の参考にしてください。こちらをクリック。 タングステンのサービスについては、ここでも触れられているので、私の調査の裏付けになります。




オリジナル・ソース(英語)