時々、お客様から「TEの熱収縮ブーツ/キャップが仕様に合わなかった」という「苦情」をいただくことがあります。
例えば、品番202K111-25-01-0(A101510-ND)の場合を考えてみましょう。
クレームの内容:「必要な長さ - 39mm、 受け取った長さ - 18.49mm」
TEから提供された図面には、以下のデータが記載されています:
全長「P」は加熱収縮させた後の部品にのみ記載されていることがよくわかります:「Part after unrestricted recovery(拘束の無い収縮後の部品)」、そして収縮前のブートの長さを示すデータはありません:「Part as supplied(供給時の部品)」
つまり、供給されるブートの長さは未定義であり、どのような値でもよいのです。重要なのは、ブートを縮小した後、指定された長さ(39mm±10%)になることです。