コンタクト基材のデータを探すコツ

ヘッダ、リセプタクル、コネクタハウジングなどの製品を選択する際には、通常のピッチ、極数、性別などに加えて、オプションを考慮する必要があります。また、絶縁や、シェル、接点などの構成によって性能が左右されるため、素材の構成も重要です。

今回は、コンタクト基材に関するデータの探し方をご紹介します。素材の種類や基本的な特性については、こちらの投稿をご覧ください:[ 一般的なコンタクトの基材については、こちらをご覧ください。]

ハウジング用コンタクト

Digi-keyのサイトでは、コネクタハウジング製品の場合、製品ページの「関連製品」にメーカー推奨のコンタクトが記載されていることが多くあります。利用可能なオプションを見て、特定のコンタクトの品番をクリックすると、ワイヤゲージや、終端タイプ、コンタクトの仕上げなどの特徴を見つけることができます。しかし、基材が掲載されていない場合もあります。

(01)まず、コンタクト基材がコンタクトの製品ページに記載されている例を見てみましょう。丸型コネクタのハウジングのカテゴリから始めます:
[ここをクリックhttps://www.digikey.jp/products/ja/connectors-interconnects/circular-connectors-housings/320]。製品索引 > コネクタ、相互接続 > 丸型コネクタ - ハウジング

(02)品番23-0845010001-NDをハウジングとして選択し[ここをクリック0845010001 Molex | コネクタ、相互接続 | DigiKey ]、関連製品のセクションにスクロールダウンして、推奨されるコンタクトを見ることができます。選択肢が多すぎて表示できない場合は、「詳細表示」リンクがありますので、そこをクリックして全結果をご覧ください:[ここをクリック コンタクト- 多用途 | コネクタ、相互接続 | DigiKey]。この場合、コンタクト材料の欄にはすべて「Copper Alloy(銅合金)」と表示されています。もっと選択肢があれば、「コンタクト材料」がフィルタとして表示されます。

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(03)その情報がどこから引用されたかを確認するには、図面またはデータシートのリンク先で情報を確認してください。これは品番0845240018-NDの図面で、基材は「Notes」セクションに記載されています。
[ここをクリックhttps://www.molex.com/pdm_docs/sd/845240018_sd.pdf

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プロセスの概要:

— ハウジング品番
— 関連製品
— 詳細表示(表示があれば)
— コンタクト材料欄

(1A)次に、長方形コネクタハウジングの例として、コンタクト基材がフィルタとして記載されていないものを使用します。先ほどの例を参考にしてください。まずは、メインカテゴリのリンクからご覧ください。[ここをクリックhttps://www.digikey.jp/products/ja/connectors-interconnects/rectangular-connectors-housings/319]。製品索引 > コネクタ、相互接続 > 長方形コネクタ - ハウジング

(2A)品番を選択 (900-0022013037-ND)[ここをクリック0022013037 Molex | コネクタ、相互接続 | DigiKey]。 関連製品のセクションまでスクロールダウンし、「詳細表示」リンクを使用してください。[ここをクリック 長方形コネクタ - コンタクト|コネクタ、相互接続|DigiKey]。コンタクト仕上げは表示されていますが、基材は表示されていないので、図面を確認してください。

(3A)品番WM1114TR-NDを例にします。[ここをクリック0008500113 Molex|コネクタ、相互接続|DigiKey]。また、製品ページには図面のリンクが含まれています。[ここをクリック https://www.molex.com/pdm_docs/sd/008500113_sd.pdf]。そこでは、母材が真鍮であることがわかります。

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プロセスの概要:

— ハウジング品番
— 関連製品
— 詳細表示(表示があれば)
— 図面またはデータシート

組み立て済みコネクタ

すでにコンタクトが組み込まれているコネクタについても、同様のプロセスが可能です。多くのオスピンヘッダでは、コンタクトの材質が当サイトに掲載されています。
[ここをクリックhttps://www.digikey.jp/short/r5pn53f8]。製品索引 > コネクタ、相互接続 > 長方形コネクタ - ヘッダ、オスピン。これは通常、メーカーのなんらかの文書で確認することができます。

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現在(投稿時)、同様のカテゴリには基材が掲載されていません。
[ここをクリックhttps://www.digikey.jp/products/ja/connectors-interconnects/rectangular-connectors-headers-receptacles-female-sockets/315]。製品索引 > コネクタ、相互接続 > 長方形コネクタ - ヘッダ、レセプタクル、メスソケット

これらの多くは、これまでと同じプロセスで行ってください。

(x)品番のリンクをクリックすると、製品ページが表示されます。(例:WM20773TR-ND
(x)図面またはデータシートのリンクを探します。
(x)その文書の中で、メッキ以外のリストされた「コンタクト材料」を探します。(結果:「コンタクト材料」=銅合金)

代替ソース:

データシートや図面の他に、メーカーのホームページにもコンタクト基材のデータが掲載されている場合があります。例えば、材料構成(または材料宣誓書)の文書があります。これらの多くは全体的に材料を記載していますが、部品のセクション(ハウジング、コンタクトベース、メッキなど)ごとに材料を記載しているものもあります。

場合によっては、当サイトでコンタクト基材が「N/A」と表示され、メーカーの資料やサプライヤのサイトにも明らかなデータがないことがあります。また、データシート/図面が、サプライヤの他のページや文書と同じデータを持っていないことも少なからずあります。この情報が不可欠な場合、お客様はDigi-key(applications.engineering@digikey.com)に連絡するか、フォーラムにリクエストを投稿してください。




オリジナル・ソース(英語)