データシートと写真:データシートを注意深く読む

Digi-Keyの製品頁には正確な製品写真を掲載するように努めていますが、参考用に部品の全体的な外観の写真が掲載されている場合もあります。写真は必ずしも100%正確な描写ではないため、詳細はデータシートで確認することをお勧めしています。 例えば、品番HM4415-ND166JB12では、3つの出力ワイヤがあり、センタータップ方式であることを示しています。実際、この記事を書いた時点では(あなたがこれを読む頃には変更されているかもしれませんが)、説明文や製品属性には「センタータップ」と書かれています。 しかし、データシートを見て気付いたのですが、このシリーズのすべての部品がセンタータップ方式ではないという、やや曖昧な記述がありました。データシートの最初に、「ほとんどの二次側はセンタータップ(C.T.)、VAC(RMS)ですが、詳細は表を参照してください」と少しだけ説明書きがありますが、表の値が何の定格を指しているか分かりにくく、部品数が多いリストでは詳細を見落としがちです。

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最近のデータシートのほとんどはWindowsのコンビネーションキー「Control + F」で、キーワード検索が可能です。「166JB12」でキーワード検索すると、3列目には「C.T.」というタグがなく、このモデルはセンタータップ方式ではないことがわかります。つまり、センタータップ方式でない出力の場合には2本のワイヤしかないため、最初の写真は100%は一致しません。他の文書よりも、常にデータシートを優先してください。




オリジナル・ソース(英語)