電池の保管寿命

電池の保管寿命は、電池の種類と組成によって決まります。これは電池の自己放電率に基づきますが、この自己放電率は電池が保管されている環境温度によって影響を受けることがあります。Digi-Keyから出荷される2年以上(鉛蓄電池は1年以上)経過した電池のほとんどは、出荷前に充電テストが行われています。

電池には大きく分けて、 非充電式(一次)電池と充電式(二次)電池の2種類があります。それぞれの保管寿命の定義は若干異なります。

一次電池の場合、保管寿命とは、使用せずに充電を保持できる期間のことです。平均保管期間は組成に基づき次のとおりです。
アルカリ 5~10年
マンガン 3~5年
リチウム 10~12年

二次電池の場合、充電が必要になるまでの期間、または電池が切れるまでの時間を表します。平均保管期間は組成に基づき次のとおりです。
ニッケルカドミウム 3年
ニッケル水素 3~5年
リチウム 2~4年
鉛(Lead Acid) 6ヶ月
純鉛(Pure Lead Acid) 8年

これらの数値は、以下のような自己放電率を想定したものです。

最後に、バッテリの保管温度は、バッテリの寿命に大きく影響します。理想的には、60 °F(15°C)以下に保たれるべきです。保管温度の目安は次のようです。

より詳細な情報および保管と取り扱いに関するヒントについては、こちらをご覧ください。
Battery Shelf Life | Fulfillment And Distribution
Battery Expiration Guide (batteryjunction.com)




オリジナル・ソース(English)