リレーの接点機構において、シングル接点、 ツイン接点、 クロスバーツイン接点の違いは何ですか?

質問:

リレーの接点機構において、シングル接点、ツイン接点、クロスバーツイン接点の違いは何ですか?

Block

回答:

リレーの接点の形状は、接触信頼性によりシングル接点、ツイン接点、クロスバーツイン接点の3種類に分類されます。
詳しくは、【解説】をご参照ください。

Block

解説:

リレーの代表的な接点の形状は下表のとおりです。

image

  • シングル接点を使用し、さらに遮断能力を向上させるための接点構造として、ダブルブレーク接点があります。 ダブルブレーク接点は、同極接点間のギャップが大きく確保でき、遮断能力が求められる大容量負荷の開閉に適しています。

  • クロスバーシングル接点は、多少の接点ずれに対しても良好な接点整合が得られる利点があり、比較的小さな電流容量用として用いられます。

  • クロスバーツイン接点は、接触部が2箇所あり、クロスバ-形状の利点も得られることより、微小負荷の開閉に適した接触機構です。

詳しくは、リレーの基礎知識を:技術編ご参照ください。

Block

ワンポイントアドバイス

微小負荷開閉には、シグナルリレー(信号用リレー)を選定ください。

Block

DigiKeyのウェブサイトでこの製品ラインをご覧になるには、以下のリンクをクリックしてください。
リレー | DigiKey Electronics


この「よくある質問」はOmronから提供されています。




オリジナルのFAQをご覧になるには、以下のリンクをクリックしてください。
https://components.omron.com/jp-ja/faq/relays/FAQE10001




オリジナル・ソース(English)