適切なライトパイプの選び方

ライトパイプ は、PCB上のLEDからの光を別の場所に移動するパッシブ光学コンポーネントです。これらは、スペースに制限のあるアプリケーションや、イーサネットコネクタや電源ジャックなど、ボードの端に実装したいコンポーネントが多いルータなどの装置で非常に役立ちます。

LEDのためにボードの端の貴重なスペースを無駄にすることなく、LED自体がボード上のどこにあるかに関係なく、ライトパイプを使用してLEDからパネルに光を移動することを検討してください。

ライトパイプには3つの主要なスタイルがあります。

  • リジッドバーティカル、つまり、パイプは取り付けられたLEDから直接上方に光を透過します。これにより、LEDの光をボード上のはるかに高いコンポーネントを超えて簡単に延長して、エンクロージャーの上壁に届けることができます。

  • リジッドライトアングル、つまりライトパイプは90度曲がり、PCBに平行に光を透過します。これにより、ボードの端にLEDを取り付けなくても、コネクタや電源ジャックなどのボードの端のコンポーネントの後ろに取り付けられたLEDからパネルに光を移動できます。

  • フレキシブルライトパイプは、その名前が示すように、必要に応じて曲げたり曲げたりすることができるため、LEDからの光をどこにでもルーティングできます。

ライトパイプは非導電性部品のため、取り付けにはんだ付けは必要ありません。ほとんどのライトパイプはパネルに取り付けられているか、圧入されているため、設置が簡単です。

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ライトパイプを使用するもう1つの利点は、ボード上のLED自体の位置を変更せずに、パネル上のLEDライトの位置を変更できることです。

プロジェクトで使用するライトパイプを選択するときは、剛性と柔軟性の違い、レンズのサイズとスタイル、または取り付け要件などの単純な物理的特性に焦点を当てることができます。ライトパイプには、偏光、周波数制限は無く、また選択の決定を行う前に知っておく必要があるその他の電気的パラメータもありません。

短距離データ伝送用の光ファイバを検討している場合は、ライトパイプではなく光ファイバライトパイプが適しています。







オリジナル・ソース(英語)