質問:
限定反射形センサB5W-LBのアナログ出力モデルタイプで、各種検出物体の種類判別をすることは可能ですか?
回答:
限定反射形センサB5W-LBシリーズは、検出物体の種類判別用途には適していません。
解説:
検出物体の種類判別をするということは、判別したい各種検出物体からの反射光量(センサの受光量)の差を判別するということを意味します。 限定反射形センサB5W-LBシリーズは、正反射光を取り込む光学レンズ設計により、黒色や透明ガラスなど各種検出物体からのわずかな反射光でも検出する特性を有しています。したがいまして、検出エリア内のさまざまな物体が検出できる反面、検出物体の種類を判別する用途には適していません。
ワンポイントアドバイス
検出物体の種類判別をしたい場合は、受光量がデジタル表示され、しきい値の微調整ができ、多種の検出ヘッドが選べるファイバセンサをご検討されることをお薦めします。検出物体の表面状態の違い(光沢面と粗面)で判別したい場合は、反射形ファイバヘッドを検出面に対して斜めに設置することで受光量差(実際には差ではなく比率で判断)を大きくすることができます。また、ファイバセンサには、色判別用途のE3NX-CAや、ローコストタイプのE3X-SDなどがあります。
商品カテゴリ | センサ 限定反射形センサ/拡散反射形センサ |
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分類 | 選定・特性 |
関連キーワード | 光センサ 限定反射形センサ 種類判別 色判別 ファイバセンサ 正反射 B5W-LB |
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各種検出物体の種類判別をすることは可能ですか?
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