限定反射形センサB5W-LBで、光沢のある物体(鏡、ガラス板など)が傾いている場合でも検出できますか?
回答:
本センサで、光沢のある物体を検出する場合は、検出物体の面をセンサの投受光面に平行に設置することが理想的です。
解説:
限定反射形センサB5W-LBシリーズは、検出物体からの正反射光を取り込む光学設計を有しています。 ガラス板のような光沢物体を検出する場合は、その光沢面の角度によってセンサへの入光量が大きく変化します。 そのため、安定検出するには、センサの設置角度に十分な配慮が必要です。 データシートに記載されている「角度特性」(下図)を参考にしてください。 このデータから検出面はセンサに対し、左右方向より上下方向にセンサを設置した方が良いことがわかります。 光沢物体の安定検出には、実機における検出物体の角度変動を考慮した機器の構造設計と十分な評価をされることをお薦めします。
ワンポイントアドバイス
この「角度特性」は、検出距離が30mmにて測定した結果です。 機器設計上、検出距離が調整できる場合は、「受光出力-距離特性」を参考にして、センサの受光量が下がらない範囲で検出距離を短くすると傾き特性は向上します。 実機にてご検討ください。
商品カテゴリー | センサ 限定反射形センサ/拡散反射形センサ |
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分類 | 使用・アプリケーション |
関連キーワード | 光センサ 限定反射形センサ 光沢物体 正反射光 角度特性 B5W-DB |
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