トリクル充電という用語は、バッテリの充電量を最大限に維持するためのプロセスを指します。通常、バッテリを使用していない間、バッテリの寿命を延ばすために使用されます。この種の方法に対して、品番 DRC-100A のようなDINレール電源などの製品を使用できるでしょうか。?
DRC-100A の外観
はい、このプロセスにご利用いただけます。ただし、このような用途には考慮すべき点がいくつかあります。充電において、この製品が提供する特性をいくつか見てみましょう。
- バッテリ充電器/UPS機能 付き電源装置です。
- 充電器の出力チャンネルは、バッテリ充電側において、13.8V、電流2.5Aです。.
- また、バッテリ低電圧保護機能 と 逆極性保護機能 を備えており、バックアップ用のバッテリと組み合わせることができます。
UPS(無停電電源装置) 機能は、AC電源の停電時にバックアップ電源を提供します。この機能により、デバイスはAC電源が復旧するまで電力を維持し、動作を継続できます。
この種の製品をアプリケーションにご使用になる場合、以下のカテゴリ/属性について評価が必要となります。
電池の化学組成
- 各化学組成は、鉛蓄電池やリチウムイオン電池などのように、それぞれ大きく異なる充電特性を持っています。
- 13.8Vの仕様は、このタイプの一般的なトリクル電圧であるため、通常、12V鉛蓄電池システムに使用されます。
電圧情報
- 12Vの鉛蓄電池を使用している場合、13.8V程度のトリクル電圧で動作するはずです。しかし、この電圧を設計に適用する前に、必ずバッテリメーカーのマニュアルをチェックして、その電圧に対応できるかどうかを確認してください。下記は充電電圧に関するデータシート情報の一例です。
電流制御
- 充電器部分は2.5Aの電流定格となっています。バッテリのアンペアアワー(Ah)定格がこれより小さい場合、回路に電流を制限する仕組みがない限り、あるいはバッテリに内部調整機能がない限り、過充電の可能性があります。
- バッテリを頻繁に取り外す場合や、常に接続したままにする場合は、充電器が「バルク」モードに切り替わらないようご注意ください。このモードではバッテリが過充電される可能性があります。
互換性のある例
以下は、このタイプの充電方法を使用する際に互換性のある例のリストです。
アプリケーション
DRC-100A をご使用の際には、MEAN WELLでは本製品をAC電源中断時のバックアップ接続、ならびに「AC OK」および「バッテリ低電圧」の警報信号用途としてご使用いただくことを推奨しています。これらの用途の一例を以下に列挙いたします。
- セキュリティ/警報システム - 警報装置およびセンサは、AC電源が失われた場合でも作動し続けます。
- 非常用照明 - AC電源が復旧するまで照明回路を維持します。
- ビルディングオートメーション - ドロップアウト(所定の直流電圧レベルを下回ること)のない信頼性の高い電源を実現します。
- ドアエントリシステム - 停電時でもロックの電源は維持されます。
その他のメモ
このタイプの充電方法で若干高いまたは低い電圧が必要な場合(この製品の調整範囲で12~15V程度に維持する手段を使用)、次の方法で電圧を調整できます。
1.マルチメータ(0~20V DC設定)のリード線を使用し、バッテリ接続用に絶縁された電源の端子(ピン5 Bat.+、ピン6 Bat.-)のDC出力を測定します。
- 小さなドライバーを使って電圧を調整してください。「V ADJ」と表示されているはずです。
- 右 に回すと電圧が上がり、左 に回すと電圧が下がります。
- 調整後は、電圧を数秒間安定させてから再度測定してください。
マルチメータの操作に慣れていない方には、以下の動画でも操作方法をご紹介しています。
AC/DCコンバータをバッテリ充電器として使用する方法に関する詳細情報 - AC/DCコンバータはバッテリ充電に使うことができますか?
データシート:DRC-100 Series Datasheet







