文書やCAD図面を作成する際に、数式や方程式を簡単に追加したいと思ったことがあれば、LaTeXはそのための最適な方法です。LaTeXは強力なマークアップ言語で、DigiKey Scheme-Itプロジェクトに任意の数式やシンボルやテキストを追加できます。以下にいくつかの例を示します。
基礎的な方程式
数式を入力するには、LaTeXを使用することが望ましい方法です。それは、テキスト入力の前後に「$」を使用するか、「(」と「)」の組み合わせを使用することで可能です。LaTeXの数式と書式についてのより詳細については、以下のサイトから始めるのが良いでしょう。MathJax basic tutorial and quick reference - Mathematics Meta Stack Exchange
AsciiMath の入力方法はほとんど同じですが、「$」や「(」や「)」の代わりにバックティック「`」キー(英語キーボードの「TAB 」キーの上にあります)を使うことができます。AsciiMath の詳細については、http://asciimath.org/をご覧ください。
インラインモードや数式モード(ディスプレイモード)を使うことで、数式を必要な場所に配置することができます。通常のテキストと並べるか、新しい行の中央に配置して目立たせます。
日常的に使われるScheme-ItとLaTeX
Scheme-Itプロジェクトに方程式を追加する簡単な例です。この場合、回路は電圧源と抵抗だけで、式は回路の電圧、電流、抵抗を求めるオームの法則の式です。
これらの方程式を作成するためのLaTeXの書式は以下の通りで す。
方程式をできる限り美しく見せるためには、いくつかの異なるテクニックがあります。
分数と乗算
\frac{}{}、もしくは\dfrac{}{}を用いる場合、分数の分子または上部が最初の括弧{}の中に入り、分母または分数の下部が2番目の括弧{}の中に入ります。
乗算は以下のように、掛け合わせる必要のある2つの変数または数値の間に「\times」を挿入するだけの簡単なもので す。
下付き文字と上付き文字
変数と特殊な数学関数を識別しやすくするために、キャレット文字(^)とアンダースコア文字(_)を使用して変数に上付き文字と下付き文字を追加する方法を説明します。
そして、他のテキストボックスのようにドラッグして操作することができます。
これはほんの出発点にすぎません。オンラインにはあらゆる種類のリソースやチュートリアルがあり、また、Digi-Key TechForum(https://forum.digikey.com/)では、DigiKeyの熟練したテクニカルサポートスタッフがお客様のご質問にお答えし、サポートをさせていただきます。