Littelfuseの医療製品安全設計:超音波スキャナ

超音波スキャナのブロック図

左側のモジュール

  1. バッテリ管理システム(Battery Management System):バッテリからの電力供給を管理し、機器に対して電力を供給します(緑色の矢印は電源経路を示します)。
  2. ユーザーインターフェース(User Interface):LCD/LED(画像およびパラメータの表示用)ならびにオーディオ(操作プロンプトおよびフィードバック用)に接続し、人とコンピュータとのやり取りを実現します。
  3. USBインターフェース(USB Interface):USB 2.0のデータ伝送(画像保存およびデバイス設定など)に対応しています。
  4. 無線インターフェース(Wireless Interface):無線データ送信(Wi-Fiなど)をサポートし、遠隔操作またはデータシェアリングを実現します。

右側のモジュール(超音波信号チェーン)

  1. ビームフォーミング制御部(Beamforming Control):超音波ビームの方向および焦点合わせを最適化し、撮像分解能を向上させます。
  2. 高電圧パルス発生器(HV pulse generator):トランスデューサを駆動して超音波を発生させるための高電圧パルスを生成します。
  3. アナログフロントエンド(Analog Front-end):トランスデューサからエコー信号を受信し、増幅およびフィルタリングなどのアナログ処理を行います。
  4. トランスデューサ(Transducer):電気信号を超音波(送信用)に変換するとともに、エコーを電気信号(受信用)に変換します。また、患者と直接、接触します。

よくある質問

Q:携帯型医療機器におけるDigiKeyで実績がある応用事例について、いくつかご紹介いただけますか?

A:AED、心電計、モニタリング機器、超音波スキャナなどがあります。

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Littelfuse回路保護製品 は、優れた性能により、医療用電子機器の安定した信頼性の高い信号伝送を保証します。

Littelfuseの医療製品安全設計についての詳細情報

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