PMIC/スーパーバイザがマイクロプロセッサシステムでどのように動作するか

パワーマネジメント集積回路 (PMIC)/スーパーバイザ はシステム制御、バッテリ管理、インターフェース、オーディオ、その他特定のアプリケーションにおいて、高度に統合された電源管理ソリューションを提供します。PMICは、様々なエンドアプリケーションでバッテリの寿命を延ばし、無駄な消費電力を削減するのに役立ちます。

PMIC は、マイクロプロセッサシステムの電源電圧(または電流)レベルを監視し、高すぎたり低すぎたりしないことを確認する役割を果たします。一般に、ほとんどのPMICは、アクティブHigh、アクティブLow、またはアクティブHigh/アクティブLow信号でリセットすることができます。



以下は、Diodes APC811/812 シリーズ を使用してMCUを動作させる代表的な例です。

APX811_812

パワーレール(Vcc)が一定レベル以下に低下したことをPMICが感知すると、モニタはリセット(RESET)信号を生成し、この信号が同じパワーレールで電源を供給されていたMCUに送信されることによって、パワーローの間、データ破損や誤送信を防ぐことができます。

電源電圧が再び正常に戻ると、モニタもリセット信号を「キャンセル」してMCUを一度初期化します。また、上図のMRピンのように、外部のリセットスイッチを介してMCUをリセットすることができるマニュアルリセット機能を搭載したモニタもあります。




オリジナル・ソース(英語)