PTCを選定する際に考慮すべき回路パラメータは何ですか?

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PPTC(リセット可能ヒューズ)を選択する際には、以下の主な回路パラメータを考慮する必要があります。

1. 動作周囲温度: PPTCの動作周囲環境温度を決定してください。周囲温度は、PPTCの性能および動作特性に影響を与えます。
2. 通常動作電流(Ihold): 抵抗値を突然変化させることなく、PPTCが通常の動作条件下で耐えることのできる最大電流です。選択されたPPTCのIholdが回路の通常動作電流よりも大きいことを確認してください。
3. トリップ電流(Itrip): PPTCの抵抗値が急激に上昇するときの最小電流です。通常、 ItripはIholdの2倍です。PPTCを選択する際には、故障電流(Imax)がItripとIholdとの間にあることを確認してください。
4. 最大電圧(Vmax): 破壊による損傷を防止するために、PPTCの定格電圧が回路の動作電圧よりも大きいことを確認してください。
5. 最大電流(Imax): PPTCが定格電圧で耐えることのできる最大電流です。選択されたPPTCのImaxが、回路で発生する可能性のある故障電流よりも大きいことを確認してください。
6. トリップ時間(Ttrip): PPTCの応答時間が回路の保護要件を満たしているかどうかを確認してください。通常、トリップ時間は数ミリ秒から数十ミリ秒の範囲である必要があります。
7. 消費電力(Pd): 過熱を防ぐために、PPTCの消費電力が、動作状態で許容範囲内であることを確認してください。
8. ゼロ電力抵抗(R): 電源が供給されていないときのPPTCの静的抵抗が設計要件を満たしていることを確認してください。
9. パッケージ/フォームファクタ: 回路設計に応じて、スルーホールタイプ、表面実装タイプなど、設置が容易な適切なパッケージ/フォームファクタを選択してください。

これらのパラメータを総合的に考慮することにより、回路において効果的な保護性能を確実に発揮できる適切なPPTCを選択することができます。




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