「RoHSに準拠していますが、鉛が含まれています」というのは、適用除外に準拠していることとご存じの方もおられますが、この文言に関してお客様からよく質問をいただきます。
以下に、よくいただく質問をいくつかご紹介します。
- 部品がRoHSに準拠しているのに、規制濃度のppmレベルを超える鉛が含まれているとはどういうことですか?
これは、含有する鉛またはその化合物の規制値に対して、RoHS規制適用除外が適用されていることを意味します。
RoHS適用除外に該当する(鉛(Pb)を含有しているが、RoHSに準拠している)理由の詳細については、こちらをご覧ください。
RoHSの例外:RoHSに準拠していますが、鉛(Pb)が含まれています - 日本語フォーラム / よくある質問 - Engineering and Component Solution Forum - TechForum │ Digi-Key (digikey.com)
- RoHSに準拠しているのに鉛フリーでないのはなぜですか?
RoHS準拠は、必ずしも「鉛を含まない(鉛フリー)」ということと同等ではありません。RoHS準拠部品は、鉛の濃度が特定の閾値を下回っていれば、鉛の含有が認められています。
- RoHS指令の適用除外品/鉛を含む部品でありながら、鉛フリーリフローはんだ付けを推奨しているのはなぜですか?
これもRoHS準拠についてよくある誤解です。ほとんどの場合、有鉛はんだプロセスは鉛フリーはんだプロセスよりも温度定格が低くなります。しかし、錫メッキされたリードやはんだ合金は問題になる可能性があるため、メーカーはリード付き部品に対しては、鉛フリーはんだプロセスを推奨する場合があります。
RoHSやその他の環境イニシアチブに関する最新情報は、環境イニシアチブのページでご確認ください。 https://www.digikey.jp/ja/resources/environmental/initiative
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The use of Lead-Free solder, good or bad? - Education - Engineering and Component Solution Forum - TechForum │Digi-Key (digikey.com)