RZ3A60D55 の電流定格:ラベルの不明確さ

RZ3A60D55(DigiKey品番 1864-1251-ND) は、Carlo Gavazzi社製のソリッドステートリレーで、55Aの電流および42~660Vの負荷電圧に対応しています。この部品のラベルには、一見しただけでは電流定格が分かりにくい記載があり、ラベル上の定格について、その場で理解できる十分な背景情報をメーカーが必ずしも記載しているとは限りません。以下に、ラベルの一例をご紹介します。

この画像はデータシートに掲載されています。

上の画像はA75バージョンのものですが、ご覧のとおり、2つの表記があります。

  • AC51:75A 400V AC
  • AC53a:20A 400V AC

これらは何を示しているのでしょうか?また、どちらの定格が適用されるのかはどのように判断すればよいのでしょうか?

銘板表記の背景

銘板に記載された定格は参考になりますが、必ずしも全体像を示しているとは限りません。この部品のデータシートでは、このシリーズの定格の考え方がより明確に説明されています。2ページ目には、「Maximum Rated Operational Current(最大定格動作電流)」という列があります。RZ3A60D55 は、「3 x 55AAC」と記載された列に掲載されています。私はこれを、各接点が55Aの交流電流を扱う3相タイプの定格として解釈します。

この情報は6ページでも確認できます。「出力仕様(Output Specifications)」と記載された最初の表には、AC-51という表記の横に最大動作電流が記載されています。そこには、プリフィックスとサフィックスを含む品番の形式を示す3つの列があります。2列目が「RZ3A..55..」と一致するため、RZ3A60D55に該当します。ここには明確に「55 AAC」と記載されており、これは55Aの交流電流を意味するに違いありません。

では、記載されている2つの定格は何でしょうか?

この点についてはデータシートでそれほど明確には説明されていませんが、6ページ目でIEC規格について簡単に触れています。モータのHP定格に適用される規格番号はIEC 60947-4-2です。調べてみると、AC51およびAC53aは、この点についてはデータシートでそれほど明確には説明されていませんが、6ページ目でIEC規格について簡単に触れています。モータのHP定格に適用される規格番号はIEC 60947-4-2です。調べてみると、AC51およびAC53aは、IEC 60947で使用される使用区分(Utilization Codes)を示していることが分かります。簡単に言えば、これらは特定の負荷種別とデューティサイクルを示す区分コードです。AC51は「非誘導性またはわずかに誘導性の負荷、抵抗加熱炉」を示し、AC53aは「かご形誘導電動機の制御:始動動作、操作、および運転において始動電流を伴う8時間運転」を示しています。

関連資料

より詳しい背景を知りたい場合は、私が以前に投稿した記事「 IEC電圧定格: 何を基準にすればよいですか? 」をご覧ください。規格がパラメータを定義する場合があることを理解するのに役立ちます。




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