これはNPNトランジスタとPNPトランジスタを使用したアンプのことを指します。トランジスタは、ゲイン、速度、電流の仕様がほぼ同じになるようにマッチングされています。NPNのコレクタはV+に、PNPのコレクタはグランドに接続されています。2つのトランジスタのエミッタは共通で、コンデンサのプラス側に接続されています。トランジスタの2つのベースも、ベースからエミッタまでの電圧降下が0.7 V になるように、通常は2つのダイオードを挟んで一緒に接続されています。信号が正の場合、NPN トランジスタがオンになり、コンデンサを V+ に近づけ、信号が低くなると NPN が閉じ、PNP がオンになり、コンデンサからグランドに電圧を排出します。
例:B級プッシュプルアンプ