電解コンデンサの保存期間

電解コンデンサの保存期間について情報提供をお願いされました。保存期間は保管条件(温度、気圧、湿度)によって異なります。電解コンデンサは最も高温に弱い特性があります。現在のアルミ電解コンデンサの保存期間は約2年です。これらのコンデンサを高温で保管すると、シール材が劣化することがあります。 材料が劣化すると電解液の外部への拡散が起こり、コンデンサの値の特性が変化することがあります。主に漏れ電流の変化です。湿気は、リード線や端子の酸化を引き起こす要因となることもあります。他にも放射線、油、紫外線、オゾンなど、保管時に避けるべき要素がありますのでご注意が必要です。電解コンデンサを保管する際には、これらの部品の保管を開始した時点でログを取るようにすると良いでしょう。

こちらにも一般的な保存期間の情報が書かれています。




オリジナル・ソース(英語)