7セグメントディスプレイの確認

7セグメントディスプレイをチェックする時、必要なものは1つの単純なツール - マルチメータです。以下の手順は、7 セグメントディスプレイのテストに役立ちます。

  1. ディスプレイを手に持ち、ピン1を特定します。
  2. 次に、マルチメータ(プラス用の赤いリードとマイナス用の黒いリードを使うものとします)を取り、適当な導通レンジに設定します。
  3. サウンドテストでメーターを確認してください(両方のリードを接触すると、音が出ます)。マルチメータのバッテリーが弱くなり、データを正しく表示できないことがあります。このような場合、マルチメータのバッテリーを新しいものに交換してください。
  4. ピン3またはピン8にマルチメータの黒いリードを接触させます。これらは内部で接続されており、共通ピンです。
  5. さて、ピン1や5ピン5など他のピンにマルチメータの赤いリードを接触させます。
  6. ディスプレイのセグメントのいずれかが光る場合、ディスプレイは共通カソードとなります。
  7. セグメントのどれも光らない場合、マルチメーターのリードを交換します。
  8. マルチメータの赤いリードをピン3またはピン8に接続します。
  9. 今度は、他の残りのピンにマルチメータの黒いリードを接触させます。もしセグメントのどれかが光れば、ディスプレイは共通アノードとなります。なぜなら、共通アノードでは正のピンは共通であり、残りのピンは負の電源側に接続されるからです。
  10. 共通カソードと共通アノードの両方の場合のセグメントをすべてチェックして、ディスプレイが正常に動作していることを確認します。
  11. どのセグメントも光らない場合、この 7 セグメントは故障です。





オリジナル・ソース(英語)

技術者ロバートさんの回答:

お客様のディスプレイで行ったテストを共有したいと思います。部品67-1469-NDを見て、1桁目のセグメントAとFが不良と思いました。テストを行うのに、2つの側面を決める必要がありました。最初に、この部品が共通アノードか共通カソード(英語)かを知る必要があります。それから、どのピンがセグメントAとセグメントFにつながっているかを見つける必要があります。

データシートを見て、右下の隅で両方を確認できます。これは共通アノードのディスプレイで、1桁目のアノードはピン14、セグメントAのカソードはピン16、セグメントFのカソードはピン18です。


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ディスプレイの構成が分かり、メータをダイオードチェッカーに設定し、ピン14に赤(プラス)リードを、ピン16と18に黒リード(マイナス)をそれぞれ接続することができました。ご覧の通り、両方のセグメントがテストで動作しました。このノウハウにより、回路の問題を絞り込むことができました。


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